盗聴されるケース

企業の場合

  • 新商品開発の情報

    ライバル会社が今どういう商品を開発しているのか、それをいつ売り出すのかなどを調査して、それに対して先手を打たれてしまいます。土地売買等の情報、競売物件など相手がいくらで落札しようと思っているのかを知ることができれば、簡単に落札することができます。

  • データバンク等の個人情報

    個人の情報等を売り買いする人たちがいます。外部の人間はもちろん、社内の人間までが情報を漏らすことがあります。リストラ等、社員の管理、会社の役員や上司が社員の行動を把握するために取り付けます。また、社員が役員の会議室に取り付ける場合もあります。

  • 派閥闘争での相手の情報

    派閥闘争での相手の情報をキャッチすることにより、立場的に有利になり、会社の経営方針や人事等までが思うままにされてしまいます。

  • 選挙等の情報

    選挙の時期になると必ずといってもいいくらい盗聴の電波が多くなるのは、相手の不正やスキャンダル、状況等を知るためです。

  • FAXで流す見積書等

    FAXで見積書等を流すと、それより安く見積もりを出し知らない間に顧客を横取りされてしまいます。

一般家庭の場合

  • 夫婦間の浮気調査

    浮気をしているのではという疑問から、また、離婚をする時に何か証拠を掴んで裁判などで有利にするため。

  • ストーカーが女性を狙う

    相手が今何をしているのかが気になるのがストーカーです。いつどこに自分がいるのか簡単に知られてしまうので厄介です。

  • 空き巣

    家の中や電話での会話で、いつからいつまで留守にするという会話は日常的に行われています。その間にゆっくり物色するのです。

  • 誘拐

    子供が家に一人でいたり、近所で遊んでいることを知り計画的に誘拐を実行することができてしまいます。

  • 盗聴あそび

    賃貸マンションやアパートなど、前の住人が次に入る人たちを盗聴する。また、前の住人が盗聴されていて、そのまま残っていることもあります。

  • 恋人の監視

    自分の恋人が、ほかの異性の人間を連れ込んではいないか、自分のことをどう思っているのかを知るために取り付けます。

  • 子供の監視

    親が自分の子供が何をしているのかを知るために取り付けます。中学生や高校生だけでなく、一人暮しのOLや学生にも増えています。
    まだまだ、これらは一例に過ぎません。この他にも盗聴器を使おうと思えば、いくらでも情報を得ることができてしまいます。また、取り付けた人間を探すのは、ほとんど不可能に近いのです。家に入った時だけではなく外から取り付けられたり、プレゼントの中に入ってたりすると全くわからないのです。

  • 遺産相続等の揉め事

    肉親達が遺産のことをどう思っているのか、自分にはどれくらい遺産が入ってくるのかなど、知りたいことは山ほどあります。